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旅のコラム

田中駅長の「旅の考現学」
文:田中 嘉文


連載第9回「こんなホテルの選び方はいかがですか?」



今回はホテルについてお話します。

私のホテル選びは「無駄を省いて贅沢をしよう」がモットーです。なるべく上等のホテルの一番安い部屋に泊まるという意味です。上等なホテルの条件は旅の目的によってその都度変化しますが、基本的には自分の好みに合ったタイプのサービスがあり、治安対策が信頼できて、気の利いたスタッフが揃っていて、メインダイニングとコーヒーショップが分かれていて、交通の便など立地条件が整っていること等が挙げられます。

サービスのタイプとは、ホテル全体の雰囲気とか部屋の造りが機能性重視のアメリカ式か、歴史や風格を重んじたヨーロッパ式かに大別されます。結構欲張ったこれらの条件を事前に確認することは不可能ですが、5つの星で表すなかで4つ星以上のクラスであればほぼ大丈夫かなと思います。

私はこのクラスのホテルの一番安い部屋を選ぶようにしています。裏道に面して日当たりが悪く、窓の外は変哲のないビル群や町並みが迫っていて、階段を歩いて上がっても苦にならない低い階であっても平気です。ビーチリゾートにありながら海が全く見えなくても気にしません。パックツアーで観光旅行の際も、仕事絡みの個人旅行も同じです。

ホテルの部屋にいる時間は概ね夕食後から翌朝の朝食時までです。荷物を広げるに十分なスペースがあって、シャワーからちゃんと熱いお湯が出て、洗面所に清潔感のあるタオルがセットされていて、肌触りのいいシーツのかかったベッドがあれば私の条件は満たされます。

デラックスルームでなくとも室内の調度品は基本的に同じですし、洗面所や冷蔵庫内のアメニティも同じです。オーシャンフロントでなくとも、海が見たくなればプールサイドやビーチに行けば十分です。フロントやレストランなどで、倍の部屋代を払うお客と差別されることはありません。「どのホテルに泊まっていますか?」と聞かれ、「あぁー、いいホテルに泊まっていますね。」と言われると優越感を感じます。部屋の値段まで聞かれることはないでしょう。

反対に、下手に出費を押えようと3つ星以下の安いホテルを選ぶと、高層階で眺めが良い(料金の高い)部屋でも調度品は安っぽく、アメニティは使う気になれないものであったり、シャワーの出が悪くイライラすることがあります。ロビーは狭く、レストランは一つしかなくてメニューもありきたり。これでは旅の気分も半減しませんか? 料金を比べても、4つ星の一番安い部屋と3つ星の高い部屋では殆ど変わらないと思います。

ホテルで過ごす時間は旅のほぼ30%近くを占めます。心地よい眠りで疲れを癒す大変重要な場所なのですから、必要最低限の出費は惜しみたくないと思います。
即ち、無駄を省いて贅沢をという精神です。めったに使うこともない余計な機能やインテリアが沢山くっ付いた中級車を買うよりも、自分に必要最低限の機能を装備した高級車を買ったほうが、盛り心地も安全性も見栄えもずっといいのでは、そういう考え方です。

もう一つホテルについて提案したいことがあります。

ホテルでの朝食は出来る限り時間をかけてゆっくり楽しんでいただきたい。日常の出勤前のような食事は絶対に避けていただきたい。そして滞在中に最低一度はホテルのレストランでゆっくり夕食を味わっていただきたい。ガイドブックの評判を当てに慌しくタクシーで街のレストランに出かけてガッカリするより、ホテルのメインダイニングでシェフお薦めの料理を楽しむほうが、時間的にも雰囲気的にも料金的にも絶対に満足できると断言します。

さて次回は、日本人のサービス常識について触れてみたいと思っています。


前へ|続く


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