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旅のコラム

田中駅長の「旅の考現学」
文:田中 嘉文


連載第8回「格安航空券とは?(2)ペックス運賃のすすめ」



昭和40年代に入って海外旅行が自由化された当初は、「一生に一度の夢の外国旅行」と誰もが憧れた大イベントでした。高い安いの問題でなく、「行けること」に喜びと満足があったわけです。

その後急速に旅行者数が増大して、「一大イベント」から「手軽なレジャー」に変化(進化?)しましたが、その原動力は格安航空券の出現にあったとも言えるようです。15人・30人以上の団体に適用される運賃を個人にバラ売りする格安航空券は「国際航空運賃規定」上は違法商品でした。しかし、消費者の指示が拡大するとともに「違法」を唱える勢力が弱まり、公然と流通するようになりました。最初「抵抗勢力」だった大手旅行会社も格安航空券専門店を開き新聞で大きく宣伝するなど、旅行業界全体の基幹商品になりました。

当然ながら、この流れに航空会社も対応せざるを得ません。脱パッケージ・脱団体旅行を志向する個人旅行者に適する運賃設定を余儀なくされたわけです。そこで誕生したのが「ペックス運賃」と呼ばれるものです。

日本航空は「悟空」、全日空が「ゲット(GET)」という愛称をつけています。「ペックス運賃」は、格安航空券の市場価格と余り差のない手頃な料金であること、予約時に便や座席を指定できる、マイレージ・ポイントの対象になる、などが利点になっています。言い換えれば、格安航空券に近いレベルの料金を維持しながら、便と座席の指定が出来ないという格安航空券の最大のデメリットを解消したものと言えます。当「旅の考現学」第5回でも触れましたように、出発日寸前まで便が決まらず出発時間も分からなくてイライラがつのる、旅行会社の都合で指定された席は満員の真ん中で身動きも出来ない、といった悲劇的状況は特にシニア・エイジにとっては是非とも避けたいことです。

各航空会社はこぞって「ペックス運賃」の拡大に努めていて、早割り・ファミリー割引・レディース割引・ロングステイ割引等など、趣向を凝らして更に「お得な」料金を打ち出しています。例えば日本航空の「悟空」の場合、予約発券が早ければ早いほど安くなる「前売り悟空」を始め、「レディース悟空」(複数の女性同士)、「ハンドレッド悟空」(二人合わせて100歳以上なら)、「ロングステイ悟空」(28日以上の長期滞在)、「ファミリー悟空」(3〜5人の家族旅行)などなど、バリエーションは豊富です。(但し、路線や時期によって利用できる悟空が変わります。)

更に、路線によってはストップオーバー(経由地で24時間以上の滞在可能)やオープンジョー(往路の目的地と復路の出発地が異なる)などが利用できます(一部手数料や追加料金が必要)から、旅の内容を随分豊かに広げることが出来ます。更に更に、成田や関西空港までの国内線運賃が割引になります。こうした様々な「ペックス」運賃をよく研究して、いろいろな特典を上手く利用すると、安心で快適な空の旅が、時には格安航空券よりもずっと安く楽しめることになります。シニアの皆さんに強くお薦めしたい商品です。

数回にわたって航空券をテーマに筆者の独断と偏見を述べてきました。くどいようですが、海外旅行の始めと終わりという大変重要な要素である「空の移動」には、もっともっと自分なりの価値観と関心を持っていただきたいという提案です。

次回は、もう一つの旅の重要素材であるホテルについて考えてみます。。


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