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旅のコラム

田中駅長の「旅の考現学」
文:田中 嘉文


連載第7回「格安航空券とは?(1)」



今回は「格安航空券」をテーマにしてみましょう。

格安航空券とは「格別安い料金のチケット」という意味ですが、最近は「激安」とか「爆安」といった表現も多くなってきました。でもよく考えてみると、一体いくらなら格安なのか、何と比較して激安なのか、その辺は全く曖昧で誰にも説明できません。まるでスーパーマーケットや日用品のディスカウント・ショップと同じような商品形態になっていますから、利用者はどれを選べばいいのか迷うこともしばしばですね。

そこで、格安航空料金の裏側をちょっと覗いてみましょう。

格安料金の基になるのは、パックツアー用として設定された「IIT運賃」と呼ばれるものです。この運賃が航空会社から大手旅行会社へ、更に一次代理店・二次代理店へと流通する過程で航空券だけのバラ売りが発生しています。そのウラでは航空業界と旅行業界それぞれの競争原理が働いて大変な価格競争になっています。このお陰で消費者(旅行者)は安い航空券を入手できるのです。

さて、少しでも安いチケットを見つければそれに越したことはないのですが、様々な制約条件があることも承知しておかなければなりません。安物買いの銭失いにならない注意も必要ということです。

先ず、安く乗れる航空会社の便は時間帯が悪いということです。
特に日本を経由する外国系の場合は、安い代わりに早朝出発だったり、現地到着が深夜になったりします。また、同じ航空会社でも複数の便がある場合は、格安航空券では便の指定が出来ませんから、早い便か遅い便かによって自宅と空港間の交通費に影響します。出発空港や到着空港周辺で前泊や後泊が必要なこともあります。バンコクに一人旅の女性が4千円安いからと夕方出発便に乗ったところ、出発が遅れたためにバンコク到着が午前2時になってしまった。成田で予定外の夕食に2千円払い、到着後6千円払って近くのホテルに泊まったそうです。この出費は「格安」メリットを帳消しにしてしまいます。

親しい仲間数人と一緒の時には席がバラバラになる心配があります。パックツアー用に用意したグループ席の中から割り当てるために、前もって席の指定が出来ないのです。これという妙案はありませんが、「グループ旅行が楽しくなるようよろしく頼みますよ」と旅行代理店のスタッフにお願いするのが得策のようです。気は心ですから。

一番大きな問題は、一旦航空券を発券(購入)した後は日程の変更が出来ない、或いは多額の手数料がかかることです。

最近、国内運賃にも登場した「早割り」と原理は同じです。直前になって都合が悪くなり、出発日や便を変更しようとすると数千円(万を超えることも)の変更手数料をとられます。旅行中に何かの事情で帰国を早めたり延ばしたりしようとしても、新たに現地で航空券を買い足さなければなりません。こうしたデメリットを味わないためには、全体の日程に余裕を見込んでおくことと、怪我しない病気にならない自己管理をしっかりしておくことが必要です。変更の予感があるときは「格安航空券」は諦めることですね。

ということで、格安航空券というのは誰にでもメリットのあるものとはいえないようです。時間的に余裕を作りやすいシニアの皆さんには安さの魅力が大きいと思いますが、飛行機を利用する前後の行動は、世話をしてくれるサポーターのいない単独行動になる場合は多いですから、その点をよく認識しておいたほうがいいですね。

そこで次回は、シニアにピッタリとお勧めの「ペックス運賃」をご紹介して、航空券のコーナーを終わりたいと思います。





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