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旅のコラム

田中駅長の「旅の考現学」
文:田中 嘉文


連載第2回「旅するとき人はどうなるか」



駅長の独断と偏見で綴る「旅の考現学」、その第1回目では斉藤茂太先生の言葉を引用して、旅の原点は好奇心であり、好奇心は人類発展の源であり、よって人間或いは人類の繁栄に旅は不可欠であると述べました。今回は、旅するとき人はどうなるかについて考えてみます。

旅に出ると人は皆ハダカになります。日本での肩書きは一切通用しない土地を訪れ、単なる一個人として行動するわけですから開放感に包まれます。これこそ旅の本当の目的だという人もいますね。

束縛から解放されると大方の人はとても心が素直になり、感受性が豊になります。飛行機が降下を始めると、一生懸命眼下の風景を追います。どんな形の家でどんな人がどんな暮らしをしているのか、一刻も早く見たいと気持ちがはやります。空港ビルを出ると先ず空気をいっぱい吸って、土地の香りを嗅ぎ取ろうとします。土地の人の会話を耳にしても意味は分かりませんが、言葉の響きからお国柄の一部を知ったような満足感を覚えることもあります。ホテルやレストランで、乗り合わせたバスや電車の中で、縁もゆかりもない自分に接してくれる人々の優しい笑顔や好意に触れると心が暖かくなります。「サンキュー」という言葉が素直に口に出来ます。

こうしたチョットした喜びや感謝や驚きが次々と蓄積されていくと、やがてそれは感動に成長します。感動の域に達すると急に涙もろくなります。そして更に感動が膨らむと、それを誰かに伝えたくて急におしゃべりになります。話す相手がいないときは、必ず、独り言をつぶやいています。こうした一連の感覚的・感情的・行動的体験が大きい旅、それは間違いなく「いい旅」をしている証しではないでしょうか。

一方では、旅先で開放感を得られない人もいます。普段の自分が旅先でも通用すると錯覚しているか、又は、肩書きを取り外すと不安で何も出来なくなってしまう人です。旅の始まりから終わりまで自分の我ままだけを押し通す人です。常に人の気持ちを金額で計算している人です。自分を素直に裸にすることが出来ないわけですから、絶対に「いい旅」は出来ない人たちです。

そこで、「いい旅」をするか(できるか)どうかは、旅行会社のサービスやホテルの部屋の良し悪しで決まるのではなく、「いい旅をしよう」という自分の気持ちで決まるものだと思います。言い換えれば、旅先で与えられた状況を素直に受け止めるゆとりの心がキーポイントではないでしょうか?

さあー次回旅に出る時は、自分が裸にして素直になって、出会いや体験を心と体の全てで感じましょう。

「旅の考現学」第3回からは、快適で有意義な旅を具体化する方策についてお伝えしていく予定です。





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