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生きること・学ぶこと
文:吉田公平

第二十九回

「ウサギとカメ(1)」


もしもし亀よ亀さんよ。
世界のうちでお前ほど
歩みののろい者はない。
どうしてそんなにのろいのか。
なんとおっしゃる兎さん。
それならお前と駆け比べ。
向こうのお山の麓まで。
どちらが先に駆け着くか。

小学校唱歌で教わったのであろうか。子供の頃はよく歌った。「お山の杉の子」、「村の鍛冶屋」なども、音楽の時間にみなで大声挙げて合唱した。
これらの歌が作られた意図や状況は知らないままに歌った。歴史の中で歌わされたともいえる。

さて、この歌のことを学生諸君にたずねてみると、なにそれ?という答えが返ってくる事もある。子供の時に歌う音楽の世界がすでに違ってきたようである。
カメさんは、寝ているウサギさんを追い越すときに、なぜ起こしてあげなかったのか。起こしてあげなかったカメさんの行為をあなたはどう思いますか。あるいはあなたならどうしますか。学生諸君の反応は興味深い。

(1)ウサギさんに侮辱されて、
プライドを傷つけられたカメさんが自己の尊厳性をかけて自分から仕掛けた競争であるから、起こしてあげないのは当然である。寝てしまったのはウサギさんの自己責任・自業自得である。

(2)目線の低いウサギさんは寝ているウサギさんに気がつかないまま、自分が設定した目標に向かってひたすら歩み続けた。

(3)気がついたけれども、ぐっすり寝込んでいるウサギさんを起こすのが忍びなかった

(4)「歩みがのろい」といわれたぐらいで、ウサギさんの挑発に乗るカメさんが思慮が足りない。「足が短いんでね」とか応えて流しておけばいい。

 一時の感情で勝ち目のない競争を仕掛けたことを、走りながら後悔したに違いない。しかし、ことの勢いで始まったことは今更仕方がないので、ウサギさんが寝ていようが疾走してしようが、マイペースで淡々と歩み続けた。先を疾走する先進国も油断するときがあるから後から歩き始めた者は気を抜かずに営々と努力して、追い越せ。という意図が込められていたのか。



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