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生きること・学ぶこと

文:吉田公平

第六回

「場所(此処と彼処)」


「場所」という言葉を鍵言葉として、こむずかしい哲学論議をこしらえあげたのは、京都の西田幾太郎です。西田幾太郎の哲学論文は難解で、随筆の名手がなぜにあのような読みにくい文章を書いたのか、まことに理解し難いところです。

そう言った私に向かって、「わたしにはよく分かる」と言った友人がいました。その友人は、ドイツ文学を基礎にして社会哲学の分野で大活躍をしている人でした。 「わたしには分かる」と言う友人の言葉を聞いて、何でも言ってみるものだ、とつくづく思いました。

実は少し昔に、同じ内容の発言をしたとき、同席した一人がやはり同じことを言ったのを思い出します。そのときわたしは、「どうして分かるのですか?あなたは西田さんの書いていることを他人に説明できますか?」と重ねて聞いたところ、「説明はできないが分かる」と声高に言われたことを覚えています。確かに、頭では分かったことを言葉にして説明できないということは間々あることです。スポーツなどでも、プレーはできてもどのようにしたらそういうプレーをできるか、言葉では上手に説明できないことがよくあります。名選手が必ずしも名コーチになれないことと似ています。

わたしたちは、同時に二つの場所にいることは出来ません。その単純な事実がわれわれの行動を制約しています。しかし、だからこそ、推理小説などのアリバイづくりが物語の鍵を握ることになるわけです。場所の問題は抽象的に考えるよりも、風土論、地政学、地理学として考える方が、生産的なのではないかと思います。中国哲学では、「時間論」が歴史意識や実践論と連動して賑やかに論議されたのに、「場所」の問題が然したる話題にならなかったのは何故でしょうか。






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